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研究テーマ2 KIDS AND FOODSコンセプトモデル化
「ままデジ」開発レポート

選定理由

コラボレーションパートナーにKIRINを迎え、「子ども」と「食」のかかわりを考えた今回のハッカソン。生まれた5つのプロトタイプについて、検討を重ねた結果、今後コンセプトモデル化していくプロトタイプを『ままデジ』に決定いたしました。ままデジは、“次世代おままごとキット”です。
子どもが料理に関心を持つ大切なきっかけの一つである「おままごと」がIoT化されていくことで、普遍的な遊びの価値をアップデートしていくことができるのではないか、と考えました。 ままデジは、今後KDDI、及びKDDI研究所がサポートし、コンセプトモデル化を目指し、発展させて参ります。

「ままデジ」開発レポートVol.2
Update:2016/5/27

─ 第2回ワークショップを開催 ─

「KIDS AND FOODS」というテーマで、au未来研究所がKIRINとコラボレーションして行ったハッカソン。そこで生まれた5つのアイデアのなかから、次世代おままごとキット「ままデジ」のコンセプトモデル化を決定しました。前回につづいて、第2回ワークショップをレポートします。今回も、ままデジを開発したハッカソンメンバーと、au未来研究所のメンバー、コラボレーションパートナーであるKIRINや、技術的なアドバイスを担当するユカイ工学も集まり、総勢20名ほどで行われました。

─ プロトタイプの進捗を確認 ─

前回のワークショップを受けて、au未来研究所はプロトタイプの作成を進めてきました。今回のワークショップのアジェンダは、その進捗確認です。まずは、前回のワークショップで議論された、コンセプトとターゲットをおさらいします。コンセプトは「おままごとのリアル料理化」、そしてターゲットは「小学校一歩手前の4~5歳」「家庭科の実習が始まる6~8歳」と設定したことを、ハッカソンメンバーに伝えました。

そのコンセプトに従ってau未来研究所が用意したのは、タブレットとセンサ入りのおもちゃでリアルな料理体験ができるプロトタイプ。
リアルな野菜型のおもちゃを実際に切ったり鍋に入れてかき混ぜたりすると、それと連動してタブレットからリアルな音や映像によるフィードバックがあります。

今回のプロトタイプで実現するレシピは、「カレー」に決定。料理の手順が豊富であり、かつ子どもたちが好きなメニュー。材料を切って、炒めて、水を入れて煮込み、できあがり――このすべての手順を再現します。注目は、「できあがり」の表現です。子どもたちはままごと中、料理の過程や出来上がりを空想で補完していきますが、それを湯気や匂いでさらに高めようということに。また、おもちゃもリアルと見紛う仕上がりを目指しました。

料理をするには手順を守ることが重要です。子どもたちに手順通りに料理を進めてもらうために、ストーリーを作成。食材や器具がキャラクターとなって登場し、ストーリーに沿って手順を踏んでいくことで、カレーを作るためのレシピが習得できるようになっています。

さっそく、ハッカソンメンバーにプロトタイプで遊んでいただきました。タブレットでストーリーを読み進めながら、料理開始。食材を切ると、「サクッ」とリアルな音が出ました。それを小鍋に入れて炒めます。こちらからも、「ジュージュー」とリアルな音が。ハッカソンメンバーからは「むしろちょっとリアルすぎるのでは笑」とコメントが上がりました。

そして今回の目玉、出来上がりシーン。鍋のフタをあけると、なんと湯気とカレーの香りが! これには参加者もビックリ。「おいしそう…」という声が聞かれました。今回のワークショップでは技術面についても確認がなされましたが、このしかけの裏側についてはヒミツとさせていただきます。

今後はハード・ソフト両面でのチューニングを行い、子どもを交えたユーザーテストを実施。コンセプトモデルの制作を進めます。「リアル」を徹底的に追求する今回のコンセプトモデルに、ご期待ください。

「ままデジ」開発レポートVol.1
Update:2016/2/25

─ 第1回ワークショプを開催 ─

「KIDS AND FOODS」というテーマで、au未来研究所がKIRINとコラボレーションして行ったハッカソン。そこで生まれた5つのアイデアの中から、次世代おままごとキット「ままデジ」のコンセプトモデル化を決定しました。先日行われた、この「ままデジ」プロジェクトの第1回ワークショップをレポートします。
参加したのは、ままデジを開発したハッカソンメンバーと、au未来研究所メンバー。コラボレーションパートナーであるKIRINや、技術的なアドバイスを担当するユカイ工学も集まり、総勢20名ほどで行われました。

─ ターゲットと利用シーンをディスカッション ─

今回も、KDDI株式会社宣伝部 塚本陽一によるあいさつからはじまりました。「コンセプトモデル化するアイデアを選ぶにあたり、“自分が欲しいか”“身の回りの人に使ってほしいか”“世の中にあったらうれしいか”が基準にあります。もう自分の娘は大きくなってしまいましたが、“これを娘に使ってほしかった”“これで娘と遊びたかった”という純粋な思いで、au未来研究所のメンバーと検討した結果、今回ままデジを選びました。ぜひこれで子どもたちと一緒に遊びたいし、世の中からどんな反響があるか見てみてみたい。とても楽しみです」。

今回議題となるのは、ハッカソンでのアイデアの振り返りと、ターゲットと利用シーンに関するブレスト。まずは、ハッカソン時のままデジの基本構想について、開発メンバーとau未来研究所の認識をすり合わせます。
当初の目的は、おままごとを通して子どもに食や料理に興味を持ってもらうことでした。さまざまなテクノロジーがある現代ではちょっと物足りないかもしれないおままごとセットをIoT化し、フィードバック機能などを持たせることで、子どもの学びや成長を促すねらいです。

その基本構想やハッカソンでの講師陣のアドバイスをふまえて、au未来研究所が3つの方向性――アプリにクエスト機能を持たせるなど「おままごとをゲーム化」する方向、おままごととリアルな料理をひもづける「おままごとをリアル化」する方向、デジタルによって子どもの想像力を養う「おままごとの空想力を強化」する方向――を提案しました。

さらに、「KIDS」といっても年齢・性別はさまざまですし、ひょっとすると一度KIDSにとらわれないターゲット想定も必要かもしれません。そこで、本日の本題であるブレストがスタート。ままデジがもっとも受け入れられる方向性を見つけ出します。まずは参加者たちに付箋とペンが配られ、ひとり3案×20人で、60通りのターゲット・利用シーンを書き出していきます。

ターゲットを「2~3歳」「4~5歳」「6~8歳」「9~12歳」「その他」にカテゴリ分けし、アイデアを壁に貼り出していきます。その後、貼り出された付箋をみながら、ひとりずつイチオシのアイデアをプレゼン。食育という観点から、「食材を擬人化する」や、「食材を調達することからはじめる。たとえば食材調達用の仕掛け絵本が付属する」といったアイデアが登場。また、KIDSにとらわれないアイデアとして、「ままデジで調理したものがリアルな料理となって配達される」といったものや、レシピサイトなどSNSと連携するというアイデアもいくつか出ました。

今回出たアイデアは、一旦au未来研究所の方で持ち帰り、選定を行います。次回ワークショップにて、決定したコアターゲットと、それを踏まえた具体的な仕様案を開発メンバーにご提案することをお約束し、第1回ワークショップは終了しました。

au未来研究所とKIRIN、開発メンバーとの共創で、ままデジがどう形になっていくのでしょうか。今後の展開を、お楽しみに。

MEMBERS
ままデジ開発メンバー

ntaro

「ふだん直近のユーザーに向けて製品をつくっているのですが、今回は未来のユーザーに向けてつくるということで、なかなかない機会をいただけたと思います。ワークショップではおもしろい意見もたくさん聞け、勉強になりました」

だん皇子

「ままデジには、いろいろな可能性があると思っています。今後たくさんの方に知っていただき、世界をひっくり返してしまうような、ビッグなプロジェクトにしていきたいです」

じゅん

「最近子どもが生まれました。自分の子どもが、遊んで学んでいけるようなものを作っていければと思っています。ワークショップを通して、ハッカソン以上のひろがりを感じています。これからが楽しみです」

たかみー

「小さなアイデアが育ってゆく過程に関わることができてうれしいです。はじめての経験でわからないことも多いですが、ままデジが子どもの未来の食事をサポートする優しいツールとなるよう、精一杯取り組んでいきたいです」

のぶお

「ままごとという定番の遊びをIoT化することで、食の問題と食卓とのギャップを埋められればと思います。ままデジで育った子どもが、将来 “この仕事を選んだきっかけは、ままデジでした”なんて言ってくれるといいですね(笑)」

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