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LIFE UPDATE

SCENE 4

信頼される安心を、社会へ SECOM

あんしんの切れ目をなくす

SECOMとKDDIが描く未来

SPECIAL INTERVIEW

松永彰
KDDI
寺本浩之
セコム株式会社
GUEST
山口もえ
タレント

2年後には、いよいよ5Gが私たちの生活の中にやってきます。5G通信が普及すると、私たちの生活はどんな風に変化するのでしょうか。au未来研究所では、5Gによって変わる未来の暮らしの“あれこれ”について、いろいろな分野から予想していきます。

第四回は、「防犯・警備における5Gの可能性」について。セコム株式会社の寺本浩之さんと、タレントとして活躍しながら、3人の子供の”お母さん”でもある山口もえさん、そしてKDDIの松永彰が考えました。

テクノロジーの進化で、犯罪も高度化する。

まずは、セコムの警備サービスについて教えていただけますか?

寺本
寺本
(セコム)

セコムというと家の玄関にステッカーが貼ってあって、泥棒の侵入や火事など、なにか起きた時に人が駆けつけてくるというイメージがあるかもしれませんが、実は家や建物の中だけでなく、外での安全を見守るさまざまなサービスも提供しています。

テクノロジーや技術の進歩にあわせ、飛行船や気球などを活用した新しい警備サービスを開発することで、より高度なセキュリティの提供に取り組んでいると語るセコムの寺本さん。

山口
山口
(タレント)

たしかに、セコムさんはおうちの安全を守ってくれるというイメージでしたが、建物の外でも活躍されているんですね。自分の身を守るのは自分ですが、それでは補えないことが多い現在、最新の技術を活用して、安全・安心な社会になるのはとても心強いです。

寺本
寺本
(セコム)

そうですね。最近では技術の進歩にあわせ、より高度なセキュリティの提供に取り組んでいます。例えば大規模スポーツイベントなどでは、地上の防犯カメラや警備員が装着するウェアラブルカメラの映像だけでなく、飛行船や気球に搭載した防犯カメラから送られる上空からの映像も活用し、広い空間を立体的に隙なく見守る「立体セキュリティ」を提供しています。そのため、防犯カメラ映像の伝送速度を飛躍的に向上させる5Gには大変期待しています。

松永
松永
(KDDI)

セコムさんとKDDIは、固定通信や移動通信などの面で長く協力させていただいています。屋外や広範囲に渡る場所での防犯カメラによる警備など、5Gによって高画質の防犯カメラ映像を瞬時に送受信できるようになれば、さらに安心・安全の実現に貢献できると思っています。

お祭りやイベント時、ドローンや飛行船、気球に搭載した高精細カメラの映像をリアルタイムで監視。警備の質を上げる5Gの活躍に期待が高まります。

寺本
寺本
(セコム)

2020年に向け、さまざまな場面で警備の重要性が高まっている一方で、犯罪も高度化し、さらに高度なセキュリティが求められているのが現状です。

松永
松永
(KDDI)

テクノロジーの発展によって、あらゆるところで思いもよらない危機があると思います。それを、目に見えない形で守ってくれているのがセコムさんなんですよね。私たちも質の高い通信を提供することで、そのようなお役に立ちたいと思っています。

5Gにより防犯カメラでより高精細な映像が扱えるようになると、プライバシー問題という部分も重要になってくると思います。

山口
山口
(タレント)

事件があった時、防犯カメラの映像がきっかけで犯人が捕まることって多いですよね。あちこちにあるカメラで、常に見張られている、撮られているということもありますが、それ以上に、それが防犯や犯人逮捕のきっかけになるとしたら、とても大切なことだと思います。

家の外で起きたトラブルにも素早く対応。火災の発生場所はもちろん、危険範囲、安全な場所を把握することができたら、二次災害を防ぐこともできそうです。

寺本
寺本
(セコム)

カメラから得た情報は絶対に悪用しないということを、社会的に信用していただかなければならないと思っています。最初に防犯カメラが出始めた頃は、プライバシーの侵害という面が注目されました。それが、事件の解決に役立っているんだ、それなら……と少しずつ受け入れてもらえる部分が出てきています。5Gにより高精細な画像が取り扱えるようになり、防犯カメラが活躍する機会も増えていったとしても、コツコツと信頼を重ねていくことが大切ですね。

つながりたいのは、1分1秒を争うアクシデントの時。

山口さんは小さいお子さんと過ごしていて、不安になったことや、こんなサービスがあったら嬉しいなと思うことはありますか?

山口
山口
(タレント)

上の子たちは、ある程度大きくなったので、習い事の送り迎えはせずに自分で通わせています。だからこそ、道中でなにかあるんじゃないかという心配は常にあります。また、今9ヶ月の娘がいて、動けるようになってきたのですが、何でも口に入れてしまうんです。だから、「異物を飲み込んでしまったけどどうすればいい?」というのを、すぐに専門の人に教えてもらえるような何かがあると嬉しいです。

寺本
寺本
(セコム)

そういう時って、パニックになってしまうんですよね。冷静な判断ができなくなってしまうのですが、そこですぐに誰かと会話ができて「まず落ち着いてください」と言ってもらえるだけでもだいぶ違うと思います。

山口
山口
(タレント)

子育てをしていると、1分1秒を争うアクシデントがよくあるんです。もちろん自分の知識を増やすことも必要ですが、そういう時に電話の声だけでなく、臨場感のある映像で、状況を把握しながら冷静に対応してくれる人とつながることができるのは、本当に心強いと思います。

子供に関するトラブルは尽きることがありません。もし広い場所で迷子になっても、広い範囲を映し出す高精細カメラがあれば、子供の居場所もすぐにわかります。

寺本
寺本
(セコム)

今はまだ、パニックの時に「つなぐ」という行為が必要ですが、5Gが実用化された社会では、例えばお母さんが「あっ!」と思った時に、自動的に離れたところで画像を確認して「どうしましたか?」という反応があるくらいの即時性も可能になるかもしれません。

山口
山口
(タレント)

日本は核家族化していて、子育てをしている母親って孤独を感じている人がすごく多いんです。子供と1対1でいる時間が多いので、そういう時に誰かとつながることができるというだけでも、子育ての仕方や気持ちも変わってくると思います。アクシデントの時だけでなくても、お母さんたちの味方になるのではないでしょうか。「落ち着いて」とか「大丈夫だよ」って言われるだけでも、気持ちがとても楽になると思います。

寺本
寺本
(セコム)

その上で、適切な対応方法をご案内してもらえたら、さらに心強いですよね。例えば、5Gを活用して、診察のために解像度が十分高い映像をセコムが中継し、お医者さんなどの専門家とつなぐなんてことも、将来的に実現していきたいですね。

身近な家族から、離れた家族、
地域の安全まで。

セコムさんでは、現在はどのようなサービスの開発が進められているのでしょうか?

寺本
寺本
(セコム)

昨年5月に弊社が発表した「セコムグループ2030年ビジョン」で掲げる「あんしんプラットフォーム構想」では、「いつでも、どこでも、あんしん」「誰にとっても、あんしん」「切れ目なく、ずっと、あんしん」なサービスの提供を目指しています。この「セコム・マイドクターウォッチ」というリストバンド型のウェアラブル端末は、そのようなサービスの第一歩として発売したものです。

山口
山口
(タレント)

これは血圧など測れるんですか?

寺本
寺本
(セコム)

今はまだ測れないのですが、将来的には検討していきたいですね。機能のひとつである転倒検知機能では、これをつけている人が倒れて動かなくなると、加速度センサーが異常を検知し、自動的に救急信号を出します。弊社のホームセキュリティのコントローラーやスマートフォンとつなげることで、居場所を特定できるので早く助けることができます。また、スマートフォン向けの健康アプリで「セコム・マイドクターウォッチ」からのヘルスケア情報を受け取ることもできます。これでテレビ電話もできるようになったりしたら、本当にSFの世界ですよね。

セコムが開発した「セコム・マイドクターウォッチ」。リストバンド型でスマートなデザインなので、ファッションのひとつとして身につけることができそうです。

山口
山口
(タレント)

本当に!未来のもの、って感じですね。ご高齢の方、特に一人暮らしの方が突然の病気になった時など、こういうものがあるとありがたいですね。

寺本
寺本
(セコム)

何かあった時に、「困った」というサインを出せる時と出せない時がありますが、出せない時でも何らかの形で自動的に信号を出して、セコムがそれを受け取りすばやく対応するという世界にしていかなくては、と思っています。

進化し続ける通信の世界ですが、今後の展開や目標を教えてください。

松永
松永
(KDDI)

5Gでは、今までのような時間、空間、情報の制約をなくして、利用者の方がやりたいことをストレスなく実現できるようにしたいと思っています。例えば以前の携帯電話って、使えない場所がありましたよね。

山口
山口
(タレント)

あ、確かに!地下だから電波が入らないとか、「ここ電波3本立ってるよ!」っていう会話がよくありましたが、今は本当にどこでもつながるようになっていますね。

松永
松永
(KDDI)

圏外ということがほとんどないんです。

山口
山口
(タレント)

当たり前に受け入れていましたが、皆さんの努力があったんですね……。

「核家族化が進み、子育て中の母親は孤独を感じている人が増えている。何か困った時に、誰かと繋がれる安心感があると、子育ての仕方や気持ちも変わるはず」と山口さん。

松永
松永
(KDDI)

これからはデータの容量やスピードの面でもストレスなく利用していただくために、5Gを空気のような存在にしていきたいと思っています。

山口
山口
(タレント)

これ以上の進化はないと思っていたんですが、さらに先を目指しているんですね。どこまでいっちゃうんでしょうか。

松永
松永
(KDDI)

もっともっと上を目指していきたいと思います。山口さんの9ヶ月の娘さんが大人になる頃には、どんな世界になっているか、期待していただきたいです。

母親として、家の中でも外でも心配ごとは尽きないという山口さん。未来のセキュリティーに心を躍らせながらも、自分の知識を増やすことも大切と語ります。

山口
山口
(タレント)

私は、ショルダーフォンからポケベル、そしてスマートフォンまで、全てを知っている世代です。こんなことができるの?ということが増えている中で、もっとずっと先の未来を考えて頑張っていらっしゃる姿を改めて知ることができて感動しました。身近なところから安心、安全を作ることって本当に大切だと思うんです。家族みんなが幸せだったら、地域も幸せで、国も幸せ。それが広がっていったら世界中が幸せになると思います。これからも、お2人のお力に期待しています!

困った時に、
すぐに手を差し伸べてくれる人。
5Gの世界では、そんな人が、
いつでもどこでも身近にいてくれるように
なるかもしれません。


家を守り、家族を守り、社会を守る。
誰もが安心して暮らせる毎日のために、
5Gができることが
まだまだたくさんありそうです。
5Gによって変わる生活は、
すぐそこまで来ています。

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松永彰

松永彰

Akira Matsunaga

KDDI株式会社 技術統括本部 モバイル技術本部 シニア・ディレクター
1983年 KDD(国際電信電話株式会社:現KDDI)入社。衛星通信の研究開発、 国際・国内のネットワーク計画策定等に従事。2000年以来、移動体通信技術 部門において、移動体通信技術の企画、商用基地局開発、標準化活動等に携わる。 2013年以来、5Gのビジョン策定、実証実験等に従事。現在、国内の産官学を 横断して5Gを推進する5GMF(第5世代モバイル推進フォーラム)の技術委員会 委員長代理を務める。

寺本浩之

寺本浩之

Hiroyuki Teramoto

セコム株式会社 企画部 担当部長
1992年にセコム株式会社に入社。
開発部門において、オンライン・セキュリティシステムの通信インフラにISDNを導入するためのプロトコル設計、端末開発に従事。その後、GPSを利用した移動体セキュリティサービス「ココセコム」の開発プロジェクトに加わり、2001年4月に日本初の本格的な位置情報提供サービスの商用化に成功。
さらに、セキュリティのブロードバンド回線対応や無線回線対応を推進。2014年1月より現職。セキュリティ関連の新商品企画や他社との協業検討などを推進中。

山口もえ

山口もえ

Moe Yamaguchi

1977年、東京都生まれ。
7歳からクラシックバレエを習い、1995年にタレントとしてデビュー。ドラッグストアのCMで注目を集め、おっとりとしたキャラクターでバラエティ番組、CMなど多方面で活躍中。2012年、たいとう観光大使に就任。2017年に第三子を出産。三児の母として育児をしながらも、野菜ソムリエプロやホリスティックビューティアドバイザーの資格を取得し、活動の場を広げる。主婦として、母親としての目線と持ち前のほんわかとしたコメントで幅広い世代から支持されている。

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生活者のアイデアをベースに共創した
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